暮らしっ苦ブログ

僕の暮らしは苦しいけど、今日も生きている。そんな僕の生存策と記録。

久々にブログに手を付けてから10カ月になるけど…

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どうもdainosです。

昔ブログやってたんだよね。2007年くらいから、熱心にやったのは3年ほどだったかな。
レトロゲーム系のブログでした。

子供が生まれてから全く時間が無くなり、ゲームはほとんどやってないですが、まあいつかは、という気持ちもあり、大事なものは残してある。

ジジイになったら、老人のEスポーツやりたいねえ。
これはマジでそのうち考えたい。
若者が高齢者のコーチやるとか、熱くないですか?


話を本題に。
僕が久々にブログやってみようかなと思ったのは、ニュースアプリでやたらと「ブログやれ」と煽る広告を見たから。
正直、今更ブログってオワコンすぎだろって思った。

だってSNSがこんだけ当たり前になって、大手情報サイトもアプリ化してて、今更個人のブログやってどうなるの。
前にやってただけに、余計に時代錯誤を感じた。

と同時に、そんなブログを始めることを今更煽る背景には何があるのか、ひどく気にもなったわけです。

その時予想したのは、

1. はてなとかライブドアなどのブログサービスの利用者を増加させ、ユーザーにコンテンツを作らせて自社サービスにトラフィックを呼び込む

2. ドメインとかサーバーレンタルとかの業者による宣伝

というようなことだったんだけど、やってみてわかったのは上記のことは全然メインの理由じゃないということ。このへんの業者は、そんなに必死で新規を呼び込もうとはしていない。

新規ブロガーを呼び込もうとしているのは、既存ブロガーとアフリエイト業者だった。
やってみてこれが良く分かった。


10年前の2005~2010年あたりに流行っていたのはもっぱらフリーのレンタルブログだった。
ライブドアFC2アメーバ等々。

今ブログを始めようとしてGoogleで検索すると、ブログを始めるならサーバーをレンタルして独自ドメインを取得しよう、というやりかたを勧めるブログが大量に出てくるはず。
たまにはてなPROを推すものもあると思う。

いずれにせよ、独自ドメインを取得せよ、という主張は共通しているはずだ。
以前と違って、ゆるくブログやる雰囲気じゃない。

昔の「〇〇の趣味ブログ」みたいな、ウェブで友達作るために趣味でやる層を呼び込んではいないわけ。
そういう人たちは、今どきTwitterで発信した方がいいからね。

極端に言えば今あえてブログをやる理由って、Googleアドセンスもしくはアフィリエイト、このどっちかなわけですよ。

で、Googleアドセンスとアフィリエイトというのが何かというと、簡単に言えばブログに広告を貼って収入を得る仕組みです。
いわゆる紹介料ってやつ。

アフィリエイトは結構前から知られてて、中身の無いアフィリエイトリンクだらけのサイトが跳梁してた頃は「アフィ厨」などと蔑まれていたけど、今はブロガーの主目的になったんだから時代の流れを感じる。
基本、商品が売れたら報酬を得られるのがアフィリエイトだという認識で良いと思う。

GoogleアドセンスはGoogleによる広告サービスで、ブログに広告を貼るのはアフィリエイトと同じだけど1クリック毎に収入を得られるのが特徴。アフィリエイトでは商品の紹介記事を書いて売るのが基本だけど、Googleアドセンスは極端な話面白いブログを書いてアドセンス広告を貼っておけば良いわけ。
ただし1クリックあたりの報酬は低いのが難点。

ざっくりした説明だけど、ブログを始めて上記の方法で副収入を得よう、又は独立して自由な暮らしも夢じゃない、というのが現在の風潮なわけ。

ブログやり始めて情報を集めていると、そういうことがわかってきたので、少しやってみたのです。

それから10ヶ月。
今から個人でアフィリエイトで稼ぐのは、副業レベルでは極めて難しいというのが僕の得た結論。Googleアドセンスも同様。

ガチ勢ですら苦戦する昨今の情勢で、今から個人で、副業レベルのブログ運営に挑もうというのは貴重な時間というリソースを無駄にするだけ。

むしろ趣味としてだらだら続ける方が、いつか花開く可能性があるくらいだ。副業として一時軌道に乗ったとしても、一時的でしかなく、長期的には労働力の回収はできない。僕の場合はそうなるだろう。

もちろん成功する人もいるが、そういう人ってあらかじめある程度の技能があるか、時間をかけて取り組んでいるかの場合がほとんど。

IT系に関わらず、既にある自分の経験、知識を投入して勝算があるならやってみていいと思う。
けど、ブログのために新たな知識や技能を身につけるというのは、無駄じゃないけど遠回りしすぎかなと感じる。

ウェブ系のビジネスって一人で始められるしノルマも無いから、参入のハードルが異常に低い。

だからとりあえず始めてみたけど、右も左もわからない初心者が大勢いる。
この人たちをアフィリエイト運営会社や既存ブロガーが狙っているわけだ。

長くなってきたのでとりあえずここまで。

googleアシスタントが本当の意味で役に立った出来事

androidスマホにはgoogleアシスタント(オッケーグーグルのやつね)が搭載されているわけだが、あれを有効に使っていると感じる場面はなかなかないものだ。

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僕は自宅にgooglehome miniを設置し、赤外線リモコンの機器を音声操作できるように設定もしているのだが(別の機器との連動が必要)、一年間使ってみてそこまでの必要性は感じていないというのが正直な感想だ。

 

もちろんこれからさらに進化していくジャンルだし、現状でも便利であることは間違いない。

だが、今のところは人間側の合わせなければならない部分も多く、無理にAIアシスタントを利用しなくても通常のスマホ操作の方が便利だし、家電の操作にしても細かい操作を音声で行うには限界があり、ほとんどの人はAIアシスタントに頼んでいる間に自分で動いた方が早いと感じると思う。

 

この問題に関しては、人間の慣れとAIアシスタントの進化の中間が解決点になるだろうが、趣味的の範囲で使うに留まることが多いのが現状である。

 

 

だがつい昨日、僕自身がgoogleアシスタントに助けられる場面があった。

 

僕は月に一度、出張で別の事業所で業務を行うのだが、その際はいつもと異なり長靴が必要となる。

月に一度のことなので、忘れる危険に備えて車に長靴を積みっぱなしにしているのだが、通勤の道すがら急に不安に襲われた。

 

「今日長靴を積んでいただろうか?」

 

長靴が車に乗っているのを見なかった気がしたのだ。

降ろしていないならばあるはずだが、まさか。

 

確認したところ、後部座席に無い。

荷室にも無い。

つまり無い。

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そして思い出した。

今月の車検のときに、降ろしていたのだ。

 

さて、大問題だ。

出張の時は朝の6:40くらいに家を出るのだが、始業は8:30で、渋滞が酷いと通勤に90分くらいかかってしまう。

すでに30分以上走っていたので、家に戻る時間はなく、なんとか通勤途中に長靴をゲットするしかない。

 

こんな早朝ではあるが、長靴を手に入れる方法はある。

現場労働者の味方、ワークマンなら朝7:00から営業中だ。

 

つまり通勤途中にワークマンがあれば、勝てる!

 

出張先は岐阜だが、僕は神奈川から転居してきた身であるため、地理にはうとい。

普段使うルートの途中にはワークマンは無く、ルート変更は避けられないため、検索してワークマンの所在地を確認せねばならない。

 

回り道がどのくらいの時間ロスになるかわからない状態で、コンビニの駐車場でゆっくり検索する時間は無い。

 

そこで、googleアシスタントである。

信号待ちの間に「オッケーグーグル、付近のワークマン」と指示。

 

すると付近のワークマンがリストアップされる。

残念ながら最も近いワークマンは通り過ぎていたが、通勤途中に寄れそうなワークマンが一軒存在する。

 

そのままgoogleマップナビでルート案内を実行し、目的地のワークマンへと向かった。

グーグルマップナビはカーナビとしては粗い部分もあるが、渋滞情報はかなり正確で、ワークマンへの到着予想時間が実際の到着と誤差1分程度だったのは凄い。

 

そしてそこからはYカーナビで職場へと案内してもらい、無事始業10分前には職場に入ることができた。

 

 

今回googleアシスタントに助けられて思ったのは、一刻も早く適切な検索結果を得たいときには非常に有効な手段であるということだ。

 

さらに他のgoogleアプリとスムーズに連携するので、車の信号待ちなどわずかな時間のわずかな操作でも(あるいは操作しなくても)ナビなど目的の動作をさせることが可能だ。

 

こういった新しい道具は、普段予想するのと違う場面で役に立ったりする。

そういう経験を積み重ねていくと、使う側にも有効な使い方が見えてくる。

 

まだまだ不完全な道具であるAIアシスタントだが、困ったときに反射的に呼び出せるよう心掛けておくと、意外な活躍をしてくれるはずだ。

 

大事なことは、恥ずかしがらずに「オッケーグーグル」と言うこと。

「ヘイ、siri!」でもいいけど。

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普段から声に出して言う練習をしておこう。

 

ちなみに僕は、帰り道に「オッケーグーグル、次の一宮行きの電車は?」と聞いている。

もちろん周囲に人がいない場合にだが。

 

こんなものはしょせん慣れだ。

AIの進化だけに任せず、AIに指示ができる人間が未来に行けるのだと僕は思う。

「無責任」と他人に言えてしまう人は大体自分の責任については考えてない

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嵐の会見で「活動休止は無責任では?」という質問があったらしい。

 

僕は嵐に特に感慨はないし、この会見を見ないでウェブのニュース(テキスト)から情報を得ただけなので、その件については特に何ということはない。

 

だけど、他人を無責任呼ばわりする人ってわりとよくいるよなあと思った。

 

そういう人って、大体共通する特徴を持っている。

 

 

まず第一に、主体的な思考力に欠ける。

結果、組織の命令や世間の価値観と思われるものに依存しやすい。

それらを尊重するからではなく、自分の価値観を作り上げることができないため、大きなものに依存して安心を得たいのである。

そのため、依存対象に意見する者に対しては、非常に攻撃的になる。

自分の存在を守るためには、借り物の価値観を必死で守らねばならない。

 

 

第二に、想像力が欠如している。

他人の立場に立ってものを考えられないため、よくトラブルを起こす。

他人の責任は問うが、自身に置き換えて考えることができないので、周囲から見て無責任な行動が非常に多い。

そのため頻繁に苦しい立場に立たされるが、その時はへりくだった態度で、なんとか乗り切ろうと必死になる。

だが本当の反省はしていない。

 

 

第三に、心に強い不安感を持っている。

第一、第二の特徴についての自覚はまるで無いが、漠然とした不安として心の陰りとなっている。

これを解消する手立てを己の中に持たないため、外部に求める。

そのため自分の不安感が高まるほど、他人の落ち度探しに熱心になり、攻撃的になる。  

「無責任」と他人を責めるのは、相手を自分より下に置き、安心感を得るためだ。

 

 

今回の件においても、すでに質問者の所属が明らかになっているようで、所属組織にかけた迷惑は計り知れない。

少しの想像力があればこのような事態にはならなかっただろう。

 

リアルの生活でこのタイプの人に出会った場合、極力距離を置くことをお勧めするが、直接関わりのない人を、ネットで叩く必要は無いと思う。

 

このタイプの人は、自分で気づかないうちに多くのものを失っている。因果応報というやつだ。

 

この事は歳を重ねていけば自然に分かるようになるので、特に若い人には安易に他人に攻撃的になってほしくないと思う。

愛知県一宮市での物件探し 完結編

前回までのあらすじ

愛知県一宮市移住のために物件を巡る僕と妻。
だが家賃をケチりすぎた僕は、難あり物件ばかりをリストアップしていた。


移住計画はこのまま暗礁に乗り上げてしまうのか?

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ある発見

僕たちは慣れぬ土地を午前中一杯駆け回り、疲労していた。

 

太公望レジデンスを確認したあたりで、僕は昼の休憩を入れようと考えていた。
真夏の太陽は僕の体力と気力を容赦なく奪っていく。

 

妻も空振り続きの物件巡りに付き合わされて、さぞ疲れていることだろう。
そろそろ休憩にしようか、そう声をかけようとした時、逆に妻の方が僕に言った。

 

「ねえ、あのマンションは空き室ないのかな?」

 

そういって妻が指さした先、太公望レジデンスと道路を挟んだ向かいには、三階建ての低層マンションがあった。

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※画像はイメージです

 

新しくはないが、外壁が比較的最近塗りなおされたらしい小ざっぱりした建物だ。
外から見た感じ、いくつか空き室がありそうにも見える。

 

良いかもしれない。

この物件探しで初めて期待と予感を感じた僕たちは、そのマンションに近づいた。

 

 

 ドミールシゲオ(仮)

そのマンションはドミールシゲオ(仮)という名だった。

 

外から見た感じファミリー物件で、僕たちの希望に合致しているように思える。
白い外壁が夏の太陽を反射して、さわやかに輝いている様だ。

 

すぐ裏手に広めの公園があり、子供を遊ばせるのにもちょうど良さそうだ。

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※画像はイメージです


このような公園が住宅地にあることは相模原ではありえなかったので、胸が躍った。

 

今思えばこの時感じた素晴らしさは僕の心象が大きいのだが、ここまで期待はずれの物件探しが続いていた中で、立地も外見も気に入る建物が初めて見つかったのだ。
僕は興奮したし、妻もそうだったと思う。

 

こうなったら内見もしてみたい。
気がはやる。

 

だが、ひとつ不思議なことがある。
最終的に候補に挙げる物件は格安に偏ってしまったとはいえ、僕は一宮の物件情報はかなり丹念に調べたのだ。
家賃の高い安いに関わらずリストアップしていた時もある。

 

だが、ドミールシゲオに見覚えは無かった。
一宮駅からは徒歩15分ほどの立地なのに、何故?

 

もしかしたらネットに情報を出していない物件なのだろうか。
僕はスマホでドミールシゲオを検索してみた。

 

すると、出た。

ちゃんとドミールシゲオの情報が掲載されていたのだ。

 

家賃は6万円ほどで、60㎡以上の3LDK。
何よりLDKが広く、まさに僕の希望通り。
ちょっとだけ理想の家賃より高かったが、このくらいなら余程低賃金の仕事に就かない限りは払えるだろう。

 

これはもう、内見するしかない。
そう考えながらドミールシゲオの情報をチェックしていた僕は、この物件をネットで見つけられなかった理由に気づいた。

 

最寄り駅が(尾張)一宮駅ではなく、一駅先の名鉄の駅に設定されていたのだ。

 

Oh…これは。

わりとよくある見落としじゃないか。


近場の転居ではありえないミスだろうが、勝手知らぬ土地では珍しくはない見落としだろう。

僕は名鉄の駅なんて良く知らないからね。
テヘペロ。


というわけで、妻のファインプレーにより無事希望に近い物件を見つけることができ、内見でも気に入った僕たちは、無事ドミールシゲオに入居したのだった。

 

めでたしめでたし。

 


ちなみに不動産屋に内見を頼む際に近い条件の物件も紹介してもらったが、やはりドミールシゲオが最高だった。
やはり物件は自分の足で探すべし、そういうことかもしれない。

 

三年目の今も大変気に入って、親子三人暮らしている。
同じフロアーの住人さん達も親切で、ありがたいことである。

 


一宮への移住を考えて物件を探す方へ

ひょっとしたら、一宮市への移住を考えてここへたどり着いた方もおられるかもしれない。
僕が一宮で物件探しをして気が付いたことをここに記しておくので、良かったら参考にしてもらいたい。

 

家賃は低く設定しすぎないようにしよう


一宮は名古屋市内と比べると家賃は安い。東京近郊と比較するとうんと安い。

だが、安い物件には理由がある。

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具体的には一宮には古い建物が多く、広さや立地のわりに安い理由は大体それだ。

もちろん古くても構わないのなら、それらも候補になる。


ただ、古い物件はほんとマジに古いので、しっかりと下見をすることを推奨する。

一宮には新しい物件もたくさんあるし、しっかりしたマンションもあるので、幅広く選んで検討して欲しい。

 

東京近郊と違い2年ごとの更新料も不要なことがほとんどなので、余計な出費がないのが嬉しい。

 


移住者は基本一宮総合駅の徒歩圏で住まいを探そう

一宮市は広い。
2005年に尾西市と木曽川町を合併したらしく、地域によってかなり違う雰囲気を持っている。

 

そんな一宮市にあえて移住してくるなら、僕は一宮市の中心地である一宮総合駅の徒歩圏に住むべきだと思う。

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一宮総合駅にはJRと名鉄の二社が乗り入れており、JRの駅名は尾張一宮、名鉄は名鉄一宮である。
この二駅は隣接しており、乗り換えは至極便利。


名古屋、岐阜両方面とも平行して走る路線があり、どちらかの電車がトラブルで走っていなかったとしても通勤通学の代替手段があるのは大きな利点だ。
僕自身何度もその恩恵を受けている。

 

名古屋まではJRで10分少々で出られるし、名鉄線では中部国際空港まで1時間程で着くことができる。
日本のどこへ行くにも、非常に便利な立地にあるわけだ。

 

お金のことを気にしなければ、東京の郊外から都心に出るより、一宮から電車と新幹線で都心に向かう方が時間的には早いかもしれない。
そんな便利な駅の徒歩圏に住むということが一宮では難しいことではない。

 

一宮市内には19もの鉄道の駅があるそうだが、この恩恵を受けられるのは残念ながら一宮総合駅のみである。
他の駅は普通列車のみの停車駅がほとんどで、15分~20分に一本の間隔での運行となるため、乗り換えも考えると日本中どこへも早く行けるという交通のメリットは失われてしまう。


一宮総合駅近くには市役所や市行政の施設も集中しているため、移住者には大変便利でこの地域以外を薦める理由が見つからない。

 

更には名神高速、東海北陸自動車道、名古屋高速の各高速道路の入り口も中心地に近い。
車で出かけるにもこの上なく便利である。

中心地なので車で一宮市のどこへ行くのも楽で、郊外の自然も気軽に楽しむことができる。


逆に言うと、一宮市の中心地に魅力を感じないのであれば、あなたにとっての移住先は他にもっといいところがあるのかもしれない。

 

名古屋以西にこだわらなければ、子育て支援の充実した長久手市や春日井市もあるし、そちらも検討してみてはどうだろうか。


自家用車はできれば欲しい

中心地に機能が集中しているとはいえ、やはり地方都市。
大型店舗などはやや中心地を外れたところにあり、商業施設や飲食店なども点在しているため、全て活用しようとすればやはり自家用車は欲しい。

幸い駐車場代は安く、東京近郊の半額くらいなので(僕の場合は月4000円)維持は楽である。

 

だが今どきはネット通販で何でも買えるし、前述の通り名古屋駅までも近い。
一宮中心地に住むなら、自家用車無しの生活も不可能ではない。

 

自家用車を持たない場合は、自転車を購入しよう。

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一宮市は濃尾平野に位置し、恐ろしく平坦な土地である。
坂というものを全く見ない。

 

自転車の移動にストレスが無く、僕自身も電動自転車を手放して、普通の自転車(チャイルドシート付)に乗り換えたほどだ。

一宮総合駅は駐輪場も充実しているので、お出かけ時に安心して自転車で行くことができて最高だ。


ただ、自転車では一宮市郊外への移動の不便はあるので、特に子供のいる家庭だと自家用車無しというのは厳しいと思う。


とはいえ、全国どこに住んでも子供がいれば自家用車は欲しいものだから、一宮が特別ということはないだろう。

 

 

以上簡単に思いつくことを書き出してみた。

一宮市の良いところ、悪いところはまた別の記事でも書いてみたいと思っているが、何かの参考になれば幸いだ。

 

 

愛知県一宮市での物件探し 物件巡り迷走編

前回のあらすじ

息子を実家に預け、一宮で物件探しを始めた僕と妻だったが、最初に訪れた本命物件の隣が廃ビル、しかも屋上がカラスの巣という事態に、開始早々気分が萎えるのだった。

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さらばメゾンアンドゥ

さて、いつまでも気持ちを萎えさせているわけにはいかない。

 

「カラスってこういうところに住み着くんだね!」

 

僕は明るく誤魔化した。
動揺を妻に隠そうと振る舞う。

 

だが、もはやメゾンアンドゥは僕の中の候補からは完全に除外されていた。

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凶々しい。
あまりにも凶々しい。

 

僕は物件探しの第一歩につまづいた思いだった。

 

メゾンアンドゥはファミリー物件という雰囲気ではなく、言い方は悪いかもしれないがワケありっぽい人の住みそうな物件だった。

 

一宮に対する誤解が無い様に言っておくが、この後見て回った物件にはこの様な雰囲気の所は無く、ここを最初に選んだのは逆の意味で凄いと思う。

 

とにかくメゾンアンドゥは何の基準にもならなかった。

 

「ま、まあ、気にすることないよ。これからたくさん見て回るんだし!」

妻が僕の落胆を察して、励ましてくれた。

 

そうだ、まだ始まったばかりなのだ。
僕は気を取り直した。

 


ネットから現実へ

続く物件巡り。
5~6件回っただろうか。

 

はっきり言って順調ではなかったが、原因は今となっては明らかである。

家賃を低く見積もりすぎていたのだ。

 

無職になる予定の僕は、少しでも安く条件の良い所に入居したかった。
ネットで物件探しの際には、当然安い順にソートするのがデフォである。

 

だが、物件というのは家賃相応のものだ。 

特にSUMOやらHOMESやらが完全にネットの物件情報を支配するようになってからは、掘り出し物件というのは基本無くなったと思う。

 

主に築年数と建物のグレード、立地条件により適正な家賃が設定され、かなり正確なのだ。
7、8年前まではこの家賃設定がもう少しいい加減だったのだが、今は違う。

 

そんな状況下で安い物件を探せば、いくつかの問題をはらんでいるのは当然だ。

僕の見て回った物件を二つ紹介しよう。

 

パークアベニュー花田(仮名)


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安く、広く、公園の近くで住宅地の中という好条件。
問題は築年数が35年を超えていること。

 

こういう古い物件は、実際見てみないとわからない情報が多い。
外壁が塗りなおされていたり、修繕がされていたりすると、古い物件でも案外小ぎれいである。

 

長く賃貸住まいである僕たちは、築年数はあまり気にしない。
だが修繕されておらず、時の流れるままに劣化するばかりの建物は好ましくない。

 

はたしてパークアベニュー花田は、外壁のぼろっちい古びた低層マンションだった。
しかも古い公営団地のように、二部屋ごとに階段のある作りだ。

 

郵便配達や宅配便の配達員からしたら嫌な構造なのだが、問題はそこではなかった。


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部屋の外のスペースに、室内に収納できないのであろうものが溢れ出していた。
それは石油のポリタンクだったり、ゴミ箱だったり、傘や脚立だったりしたのだが、今思えばそれほど雑然と置かれていたわけではない。

 

だが、僕の印象は悪かった。
知らない土地で、厳しく評価していたこともあるだろう。

 

二部屋ごとに階段のある作りで、各部屋の前がその部屋の住人しか利用しないスペースになっていることも関係があると思う。

だが、集合住宅の室外はあくまで共有スペースであり、その認識があまりに薄いとトラブルのもとになりかねない。

 

立地と家賃は文句無しのパークアベニュー花田だったが、僕の中では気乗りのしない物件となった。

 

もし全部回って一つも良い物件が見つからなければ、ここを内見しよう。

そう考えながら僕たちはその場から立ち去った。

 

太公望レジデンス(仮名)f:id:dainos83:20190106133808j:image

そこそこ広く、一宮駅にもなんとか徒歩で出ることができる距離(徒歩15分)にあり、エレベーター付きの物件。
家賃もかなり安いが、問題はやはり築35年を超えていて古いこと。

 

太公望レジデンスは、僕の中の第三候補くらいにつけていた物件で、それなりの期待を持って訪れた。

 

実際目にするその建物は、パークアベニュー花田のように部屋の外に物が置かれたりはしていなかったが、築年数なりに古さを感じさせた。
剥がれ落ちた塗装、色あせた壁面。

 

築年数が40年に近づいてくると、ごまかしきれない建物自身の汚れや傷みが現れてくるようだ。

 

太公望レジデンスは外から見ても空室が多く、建物の存続自体にも不安を感じさせた。
今現在空き室があるにもかかわらず新規の募集をかけていないので、実際取り壊しに向けての動きがあるのかもしれない。

 

間取りも古く、部屋数が多いのは良いのだが、家族が集まる広いLDKがあることが理想だった僕としては細かく仕切られすぎていて、やや残念な間取りといえた。


太公望レジデンスを内見するか、もう少し見て回るか。

 

僕は考え込んだ。

 

 

古すぎる物件はノーカンで

もし一宮でファミリー向け賃貸物件探しをしようと考えるなら、築年数は30年未満に設定した方がいい。


築年数にこだわらなければ4~5万円台でそこそこの広さのファミリー物件がごろごろ見つかるが、相応に古く現地で実際に見るとがっかりすることだろう。

 

一宮は古い建物が多く、男の一人暮らしならあえてそういう広めの物件に住むのも悪くないが、家族のことを考えるとある程度きれいで治安のよさそうなところに住みたい。

 

安いからといって僕のようにガッツリ候補に上げると、現地を訪れて失望することになりかねない。
仕事を持つ者は現地で物件を探す時間も限られているので、無駄に候補を増やすことは避けたい。

 

実際僕もこれと感じる物件になかなか巡り合えず、焦ることになった。

 

一宮市の賃貸物件は首都圏の物件と違い、2年ごとの更新料がかからない場合がほとんどなので、不動産サイトで調べた家賃以上の余計な出費が無いのが大きな利点である。
そのため、首都圏からの移住を考える方は、やや強気の家賃設定で物件探しをしても良いと思う。

 

首都圏と比べると物件数は限られる一宮ではあるが、ちゃんと新しめの物件もあるし、複数候補から現地の印象で選択することができる。

 

神奈川県相模原市からの転居である僕の調べでは、駐車場も含めて考えると同レベルの物件は一宮では30~35%安く住むことができる。


駐車場含め実質月額10万円の物件に住む人であれば、月額6.5~7万円で同レベルの物件に住むことができるはずだ。

 

もし収入ダウンがないのであれば、今より20%くらい安い家賃の物件を選ぶと、かなり満足度の高い部屋が見つかるのではないだろうか。

 


さて、物件探しが難航した僕たちだが、今は無事一宮に住んでいる。

 

次回結局どのように物件を見つけたのかを記し、一宮への転居の記録の最後としたい。

 

 

川で鴨が泳いでいたよ、美味しそう。とか言う人

それは僕の妻である。

 

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たしかに、鴨を食べたい季節ではある。

 

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これからの季節、年越しで食べる蕎麦でも口にするかもしれないし、お節料理の中に入っていることも多い。

 

だが僕は、泳ぐ鴨を見て「食べたい」とは思わない。

 

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愛らしいなぁ…と思うばかりである。

 

 

そういえば妻は、水族館でも同様の発言することが多い。

 

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 「あ、魚たべたくなった」

 

 

生きている動物を見て美味しそうという人について、皆さんはどう思われるだろうか。

 

僕はその感覚を否定するつもりもないが、なぜそうなるのかはイマイチ理解できない。

最近では、彼女の先祖は長く狩猟生活をしていたのだろうと考えている。

 

そして僕の先祖は、古くから農耕民族なのだろう。

 

人間は生命を食して自分の栄養にしているので、むしろこれは正しい感覚ではないだろうかと僕は思う。

 

ただ、こういう発言に驚く人もいるだろうから、人に誤解されないだろうかということだけを心配している。

 

 

ちなみに妻と動物園に行ったことは無いので、動物を見てどういう発言をするのかは不明である。

 

動物は獣臭いので苦手なんだそうだ。

狩猟民族ではない?

 

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奈良に行ったら「鹿美味しそう」と言う予感はしている。

 

さつまいもプリン作ったった

我が家は僕も妻も息子も甘いものが大好きだ。

だけどクリスマスケーキは21日に実家で食べたので、プリンを作ることにした。

 

いつも、さつまいもか南瓜のどちらかを使うんだけど、実家からさつまいもを貰ってきていたので今回はさつまいもプリンにしよう。

 

材料はざっと以下の通り。

 

プリン生地

  • さつまいも 250g
  • 卵 4個
  • 牛乳200ml
  • ホイップクリーム 200ml
  • 砂糖 100g
  • ラム酒 10ml程度

カラメル

  • 砂糖 50g
  • 水 大さじ1×2杯

 

 まず、さつまいもを切る。

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15g少ないけど、まあいっか。

家庭でのお菓子作りは多少適当でオッケー。

 

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さつまいもはすぐに黒く変色するので、水にさらしておこう。

 

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カラメルを作っていく。

この汚い小手鍋、プリン作りに大活躍。

 

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作りながら写真撮るって大変。

カラメルの色を撮ろうとしたけどメチャ忙しかった。ていうか無理。

お料理系ブロガーとか配信してる人ってすごいなーと思った。

どうにかしてカメラ固定してるんだろうね。

 

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型にカラメルを流す。

あらかじめ型を用意しておかないとここで焦ることに。

 

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100gの砂糖と100mlの牛乳を合わせて火にかけ、砂糖を溶かす。

溶かすだけなので、少し温めればオッケー。

 

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そこにさらに100mlの牛乳を加える。

こうすることで牛乳が冷めて、次のステップに早く進める。

 

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さつまいもはレンチンでやわらかくしようと思ったけど、妻がパンを焼いていたから茹でてやわらかく。

串が通る固さになったら大丈夫。

 

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さつまいもはさっきの牛乳に投入。

 

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卵は手鍋に割っておく。

ボウルいらず。

 

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ハンドブレンダーでまぜまぜ。

牛乳+さつまいもでよく混ぜたら、卵を入れて再度ミキサー掛け。

容器いっぱいになってしもた。

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これではホイップクリームを入れられないので、容器をわけて軽く混ぜる。

ついでにラム酒も合わせよう。

生クリームじゃないのは暮らしっ苦だから。

あとホイップクリームでも十分に美味しいから。

 

注意点として、牛乳100%で作ると生地が層分離するので、少なくとも牛乳2:クリーム1にはすること。

生クリームやホイップクリームは混ぜすぎると固まるので、ブレンダーで混ぜないこと。

最後に入れて軽く合わせよう。

 

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結局生地はこんな量になった。

いっぱいだあ。

 

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最後に生地をざるでこす。

これで泡もとれるし、残ったさつまいもの粒もとれる。

全体に雑な作り方だけど、ここでひと手間かけることで仕上がりがなめらかに。

 

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オーブンの天板に水をはり、ふきんをひく。

ふきんは底が焼けるのを防ぐ目的だけど、上火しかない家庭用オーブンでは不要かもと思ったり。

今度試してみよう。

 

あとは170℃に予熱したオーブンで60分蒸し焼きにすればできあがり。

 

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手鍋を使いまわしたので、洗い物はこれだけ。

洗い物が少なければ、手間もはぶけるし水や洗剤も節約できる。

良いことばかりだ。

暮らしっ苦!

 

 

さて焼き上がり。

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つまようじに生地がついてこなければ大丈夫。

ついてくるようなら焼き時間を追加していく。

 

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今日は早く冷やしたいので、氷水で冷却。

 

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粗熱が取れたら、ふちにぐるっとナイフを入れて型をひっくり返す。

 

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ズポっとプリンが抜け落ちてきて、完成。

この感触好き。

 

あとは冷蔵庫でよく冷やし、ケーキのようにカットしていただく。

 

息子が喜んでくれるといいな。