エログ運営記録 2
前回はこちら。
エログを開設するにあたって、ひとつ問題があった。
このジャンルは法的にグレーな部分があり、ちゃんとした線引きをしておかないと素人でも簡単に違法行為に手を染めてしまうことになる。
僕は勤め人であり、そういったリスクは避けなければならない。
過去のニュースで、アダルトサイトの運営や画像取扱いで逮捕者が出ていることくらいは知っていたので。
なので、クリーンなエログを運営していこうという方針に決めていた。
出演強要問題で国内メーカーも問題視されているし、この世界にクリーンなど無いとは思うが、自分自身が法をおかすことは無いように最低限の予防策は講じておかなければならない。
簡単に言えば、表ものだけ扱う、裏ものは扱わないということにした。
正直、エログ初期において表だろうが裏だろうが反応の無さに大した違いはないし、無駄なリスクを負う必要も無いと思う。
さて、書いていて思い出したのだが、Twitter以外の集客手段として、ブログランキングにも登録していたのだった。
要はアダルト版ブログ村の様なやつだ。
検索すればすぐに出てくるはずなので、あえてサイト名は書かない。
ブログランキングの特徴として、ランキングサイトへのin/outによってポイントが付与され、それによってランキングが上下する。
デバイスのIDで判定するのではなく、IPアドレスが異なればポイント対象になるので、スマホを持ち歩いてwifiスポットでアクセスしまくれば自演でランクアップが可能だ。
そこまでしなくても、機内モードのオンオフだけでいけるのかもしれない。
とりあえず無料wifiを利用してランクアップさせてみたのだが、効果はかなり薄いと思う。
ジャンル別ならベスト5以内とか割と簡単にいくのだが、アクセスは一桁でしか増えなかったような気がする。
効果が薄すぎて、忘れたというのが実際のところだ。
エログに関わらずよく言われるが、ブログのコンテンツが薄いうちは集客に頑張るよりもコンテンツ作りに励んだほうが良いというのは本当だと実感する。
当たり前のことだが、せっかく来てもらっても内容のないサイトだと巡回も再来訪もしてもらえない。
かえってもったいないと思う。
それに、ブログランキングから来るのはほとんどが同業者だ。
ブログに集中できる人なら一ヶ月、僕のような副業なら三ヶ月くらいはコンテンツ作りのみに励むほうが効率が良いのではないだろうか。
ただ、その間のモチベーションを保つのは容易ではない。
ブログってほんと、ある程度育つまでに時間がかかるからね。
誰かが見てくれているという満足を得るためにランキングを使うのは、初期には悪くない選択だと思う。
一日誰も訪問しない辛さって、マジで凹むから。
エログならなおさらだよね。
自分の性癖晒して誰にも相手されず、何やってんだって。
通常のブログに比べて繋がりとか反応とか希薄で、淡々と続けてアクセス数がモチベーションなのがエログだと感じる。
収益が上がればモチベーションになるんだろうけど、現状僕にとってはアクセス数くらいしかないなあ。
エロタレストに特化したブログは、たとえ収益を得られても失うものの方が多いと思うし。
エログ始めようと考えている人は、僕みたいにすぐに結果がほしくてやり始める人も多いと思う。
だけどむしろ時間がかかるし、一般ブログに比べてモチベーションを保つための仕組みもないことはよく考えておくべきだと思う。
エログ運営記録 3に続く