川で鴨が泳いでいたよ、美味しそう。とか言う人
それは僕の妻である。
たしかに、鴨を食べたい季節ではある。
これからの季節、年越しで食べる蕎麦でも口にするかもしれないし、お節料理の中に入っていることも多い。
だが僕は、泳ぐ鴨を見て「食べたい」とは思わない。
愛らしいなぁ…と思うばかりである。
そういえば妻は、水族館でも同様の発言することが多い。
「あ、魚たべたくなった」
生きている動物を見て美味しそうという人について、皆さんはどう思われるだろうか。
僕はその感覚を否定するつもりもないが、なぜそうなるのかはイマイチ理解できない。
最近では、彼女の先祖は長く狩猟生活をしていたのだろうと考えている。
そして僕の先祖は、古くから農耕民族なのだろう。
人間は生命を食して自分の栄養にしているので、むしろこれは正しい感覚ではないだろうかと僕は思う。
ただ、こういう発言に驚く人もいるだろうから、人に誤解されないだろうかということだけを心配している。
ちなみに妻と動物園に行ったことは無いので、動物を見てどういう発言をするのかは不明である。
動物は獣臭いので苦手なんだそうだ。
狩猟民族ではない?
奈良に行ったら「鹿美味しそう」と言う予感はしている。